平素よりひとかたならぬご愛顧を賜りまして心より厚く御礼申し上げます。
この度、全館建替え工事を実施致しますため、4月1日より休館に入らせていただきます。
雲仙温泉の地獄に隣接しております立地のため建物の劣化が予想以上に進んでおり、また平成25年からの
『大規模建築物に関する耐震基準の変更』に対応する安全のための耐震強化も急務であり、この度の工事を実施することに致しました。
営業再開の日程に関しましては現在調整中でございまして、日程が決定致しましたらホームページにて発信してまいります。
昭和4年に木造20部屋からスタートし、昭和50年に現在の鉄筋100部屋に建替えし、この度2回目の全館リニューアルとなります。
今年創業91年、こうして長い年月続けてこられましたのも、皆様のご愛顧のお陰と、心より深く感謝申し上げます。
新しい旅館はこれまで以上に皆様にご満足いただける宿にしたいと思っております。
これまでのご愛顧に重ねて感謝申し上げ、新しい雲仙宮崎旅館になりましても、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和二年
雲仙宮崎旅館
代表取締役 宮崎高一
令和2年4月1日以降の連絡先は下記までお願い致します。
電話:0957-73-3331 平日9:00~17:00
(土・日・祝祭日を除く)
私ども、雲仙宮崎旅館がお届けしたいのは、和の心。飾らない「おもてなし」。
お客様に合わせて心をこめてお迎えからお帰りまでお世話させていただきます。
常にお客様を向き、気遣いされぬよう、つかず離れずの距離を保ちます。
将棋名人戦、囲碁本因坊戦も使用された、貴賓室や、昭和62年に美空ひばり様、平成2年に天皇陛下、また最近では平成24年に秋篠宮両殿下にもご宿泊いただいた、歴史あるお部屋もございます。
創業から受け継がれてきた伝統の出汁を使い、有明海、橘湾で穫れる新鮮な魚介類。島原半島の旬の野菜など季節の食材をふんだんに使用しています。料理長考案のオリジナル会席を、「お部屋」又は「お食事処」にてごゆっくりとご堪能いただけます。
長崎県雲仙市。当館、雲仙宮崎旅館はゆけむりに包まれる雲仙地獄に隣接し、
地獄側のお部屋からは噴気孔から真っ白い水蒸気がもくもくと噴き上がっている様子をご覧いただけます。
春は雲仙ツツジが山肌をピンクに染め、夏はみずみずしい若葉が初夏の青葉に変わります。
山中が赤やオレンジ色にそまる紅葉の秋が訪れ、冬を迎えると木々に霧氷が付き、白銀の世界へと変わります。