雲仙温泉 雲仙宮崎旅館
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2026.08.08

器ものがたり

器にも、おもてなしの心を。 — 第二回 一真窯 —

器にも、おもてなしの心を。
— 第二回 一真窯 —

前回に続く「器ものがたり」第二回。
今回は、お魚料理を彩る波佐見焼「一真窯」をご紹介します。

第二回の今回、ご紹介したいのが、お魚料理に使用している波佐見焼「一真窯」の器です。
一真窯の特徴は、白磁に施される繊細な手彫りの技法。
特殊なカンナを使い、一枚一枚、一筋一筋を職人の手で丁寧に彫り上げています。

同じ模様であっても、手仕事だからこそ生まれるわずかな揺らぎがあり、
一枚として同じ表情の器はありません。
その優しい風合いは、量産品にはない温もりを感じさせてくれます。

一真窯には、「器は完成して65%。料理を盛り付けて100%になる」という大切な想いがあります。
器は主役ではなく、料理を引き立て、その魅力をより美しく見せる存在。
その考え方に、雲仙宮崎旅館のおもてなしの心も深く共感しました。
(この想いに惹かれ、雲仙宮崎旅館では一真窯の器をさまざまなお料理に使用しています。)

中央から渦を描くように広がる放射状の彫り模様は、
光を受けるたびに美しい陰影を生み出し、お料理をより一層引き立てます。

また、すっきりとしたリムのデザインが、盛り付けに上品な余白を生み、
季節ごとの一皿を美しく演出してくれます。

料理と器が一つになって初めて完成する一皿。

ぜひ、お魚料理とともに、一真窯ならではの手仕事の美しさにも
目を向けていただければ幸いです。